まだまだ世界は終わらない

もう1か月半も経つんだって、ハワイ。しょうくんも何度も口にしていたけれど、まさに夢みたいな時間でした。そのまま消えていってしまわないように、これからの未来に向かって前を向けるように、きちんと言葉に残しておこうと思います。改めて、あらし15周年おめでとうの気持ちと共に。



◆OP
開演と同時に映像が流れ出すんだけど、2日目だったからみんなある程度の情報が入っていたのか、スクリーンの反対側を向いて空を見出して(笑)わたしは全くネタバレせずに行ったんだけど、その様子を見て何かを察知した。と同時に、「…え、そ、空…?!?!」と動揺w開演すぐはなんにも見えない状態だったから、ひたすらじいっと空を見てみんなで「どこ?どこ?!」ってなってたんだけど、そのときの高揚感からもの凄かったのを覚えてる。ヘリが見えた瞬間は「キターーー――!!!!!」だよね(笑)なんかもうわけわかんなかった。どこに着陸するんだろ?とか考えてたら(ここはやけに冷静w)会場の真後ろに降り立つからさ、「ああ、後ろは何もない空き地なんだ、だからそういうことができるんだ、やっぱりここハワイなんだ…!!!」って変なところでハワイを実感したりして。ヘリの着陸場所からステージまでレッドカーペットが敷いてあるのを見て、ここを歩いてあらしはわたしたちの前に来るんだ…本当に…?ってドキドキして、すんごく不思議な気持ちになった。まだヘリと映像しか頭の中でコンサートと結びつけられなくて、でもわたしが立っているのはまちがいなくハワイの地で、ここに本当にあの5人が現れるの?って。ヘリが降り立って、あらしがサングラスを順番に外していく姿*1をスクリーンで見てもなお、ぜんぜん信じられなかったんだよね。ハワイにいるあらしと、ハワイにいるわたしと、いまこの瞬間のコンサート、それらが重なるのは奇跡みたいで、ぜんぶぜんぶ夢みたいだった。

◆A・RA・SHI
それらが重なった瞬間。ハワイの地で、5人が目の前にいた。夢なんかじゃなかった。それが分かったら、途端に泣きそうになってしまった。OPの時点で涙腺のめちゃくちゃ弱い友人が泣いてて、「早すぎるよー!」なんて言って笑ってたのに!w コンサートの過程で涙することはあっても、あらしの姿を目にしたことでこんな気持ちになったのは初めてでした。

◆Lucky Man
友人と「ラキメン踊ってる!!!!!」つって早々に崩れ落ちました!!!!!最高か!!!!!

五里霧
メンバー挨拶。あいばくんが、お決まりのやつじゃなくて「あっついねえ!!!」って叫んでた。思ってることそのまんま出ちゃうんだね。素直なんだね…(©トップ)。じゅんくんは、“幸せになる”じゃなくて「“楽しむ”準備は出来てるか!」。にのちゃんおおのさんはいつもとあんまり変わらず(ごめんあんまり覚えてない)で、しょうくんは「奥のほう調子はどうだー!」でした。あとアメリカで「How you feel,Ladies?」っていつもどおりに言ってのけるしょうくんかっこよかったです。

◆ハダシの未来
ひっさしぶりにしょうくんと同じタイミング(2回目)で両手あげられたのちょう嬉しかった〜!

PIKA☆NCHI
あらしがハケて、流れ出すピカンチの映像*2。ああ、やるんだ、やってくれるんだって心構えた瞬間でした。ライブ前、友人に対して何度も「もしもぴかんち踊ってくれたらわたし発狂するからよろしくね」と冗談めかして言っていたのだけど、それはあの人たちならば15周年記念と銘打ったコンサートでこれをやらないわけがないって何となく思っていたからかもしれない。でも、まさか映画のシーンまで流してくれるとは思わなかった。ハーフでも感じたけど、あらしの15年を振り返るうえでピカンチって映画はそれほどまでにだいじな存在だったんだって改めて思わされた。せり上がるセンターステージで踊るあらしを横から見ていたけど、おじさんになったってこれを踊るあらしはどうしようもなくかっこよかった!!!溢れ出す思いを、友人の背中をバンバン叩きながら昇華させていた思い出(友人ごめんw)。もっちろん間奏のしょうくんの「oh!」アリでした。しょうくんはそういうところ抜かりない。好き!

PIKA★★NCHI DOUBLE
上に書いた「やるんだ」って心構えは実はぴかんちだけじゃなくて、ぴかんち−ぴかだぶの流れに対して思っていたんだよね。もちろんネタバレは知らなかったけど、映画の映像見た瞬間に2曲流れでやるのかもしれないって思った。そう思えたことが、嬉しかった。わたしがずっと大切にしてるあらしの姿は、あらし自身も大切にしてるんだって確信したからこそ、そう思えたから。そして2曲同時に、わたしの夢が叶ってしまった。夕焼けのオレンジ色に照らされながら、この曲を踊るあらし。いま思い返しても、何も言葉にならない。言葉にならない思いは、代わりに涙になってどうしようもなく溢れてきた。理屈じゃなく、好きで、好きで、好きで。あらしが誕生した場所で、15年経ったいま、夕暮れに未来を照らされながら、「終わったはずの夢がまだ 僕らの背中に迫る」と歌い踊るあらしの姿をこの目で見られたこと。感無量でした。しょうくんがね、「俺が止まるところじゃないから」と歌うとき、わたしがずっと信じてきたあの野心を宿した目をしていたんだよね。何年経っても、しょうくんはこの目をし続けるんだろうなあ。まっすぐに意思を持った顔をしていて、勝手にだけど決意表明のように感じたんだよ。そんなしょうくんが、あいばくんが隣に来たときにふっと顔が緩まるんだよね。いざなうのときと同じだ、って思ってすごい印象的で、しょうくんにとってのあいばくんってずっと変わらずそういう存在なんだなあって思ったよ。

◆Love so sweet
あらしが思い出の地に行ったり、過去を振り返るインタビュー映像が流れてからのラブソ。インタビューの中で初国立のことを語っていて、それからのラブソ。ラブソ歌ってるとき、後ろのスクリーンに初国立の映像が流れてたんだよね、確か。インタビューからの流れもあって、初国立のことを思い出しながら見てたらさー、なんか泣けてしまった。初めて国立に足を踏み入れたとき、通路から客席が見えた瞬間の驚きとあの信じられない景色を、忘れることが出来なくて。ラブソを歌い踊るあらしを見てたらあの景色がぶわ〜ってフラッシュバックして、泣けた。ラブソってやっぱり名曲だわ!!!それと、衣装がマリン風なのにどこかダサさを感じられる仕上がりになっていて、これでこそあらし!って感じでした^^

◆Oh Yeah!
ここで5人が散らばるんだけど、しょうくんが近くのスケステに乗ってきて!!!!!しかもわたしたちのほう見てくれて!!!!!ドヤ顔で煽ってくれて!!!!!しんだ!!!!!30万払ってハワイ来て良かったと心の底から思った瞬間。しょうくんが通り過ぎてからたくさん聞こえてくる「イケメン…」の声wそうでしょ生で見る彼って特別にイケメンなんですよ!!!いやー、久しぶりにしょうくんは生で見た方が100倍イケメン現象起こした。どっちもリアルタイムのはずなのに、現場のビジョンで見るより100倍イケメンだった。え、同一人物?ってなったよね。そんでよお、しょうくんってばファンがレスポンスする姿を見ると嬉しそうに笑うんだよお!!!えーーーん!!!罪な男!!!好き!!!!!

◆Step and Go
バクステで歌うから埋もれで見えなくて、スクリーンで見てたんだけど。Cメロ後の「愛しさ溢れて〜」で斜めになって歌うところ。ここで映像が、夕陽バックに切り替わるんだよね。それがあまりにもドラマチックだった。スイッチャーさんに頭あがらない。まさしく、夕陽があらしの未来を、「交点の先」を、照らしてくれているみたいだったんだよー。やっぱりこの曲はとくべつだな。あらしみたいな曲だ。

◆MC
・じゅんくんが、「びっくりしなかった?俺らが出てきたら雨降ってきて」に一斉に頷く会場wちょいちょい雨の話してたんだけど、しょうくんが「もうこの話やめよ、本当に呼んじゃう気がするから」って言い捨てるの、好き…ってなりました。
・みらくるの告知、ラブストーリーです、とあいばくん。S「ラブストーリーなの?!だったら早く言ってよ!」O「どんなことしてんの?」A「あんなことやこんなことだよっ!」S「あ、これたいしたことないやつだな」
・しょうじゅん2人になったらどうしていいか分からず司会とゲストの人になっちゃうんだから、堅苦しい敬語になっちゃうんだから、しょうじゅんのこそばゆさは異常。
・レモン齧ってすっぱ!って騒ぐあいばくんの声がじゅんくんのイヤモニに届いてたって話してたんだけど、実はその声わたしがいたブロックにも微かに届いてましたw音響近い席だったから、あいばくんの声が微妙にマイクに入ってて聞こえたのかな?「なんかいまあいばくんの声聞こえたよね?」って周りでザワザワしてたw
・天然ちゃんのレモンの話のあとに、突然「おしっこ!」って言ってハケるにのちゃんを見て、じゅんくんが少し間を置いて「…ちがうよ、あれレモン齧りに行くんだよ」ってにやっとしながら言ったの最高のすえずだった。
・にのちゃんがレモンでハケてるときに帰ってきたしょうくんが、「あれ、にのは?早くやろうぜ!おれコンサート早くやりてえよ!」って言ってたの痺れました。
・ハワイmixコーナーのステージに移動するとき、メインステから土の地面にふつうに降りて歩いていくあらし。わたしたちと同じ地面を歩いてる同じ人間とは思えないオーラだった…そうさ彼らはスーパーボーイ…。そんでその時に「雨降るかもしれないから、そのときは各自お願いします」ってぼそっとお伝えするしょうくんツボだった。わたしたち任せられてる!ってきゅんとした(なんか違うと思う)。

マイガール
えむってで披露してくれたハワイアンバージョン。特設ステージがちょうど夕陽が落ちるほうの、ヤシの木をバックに歌えるところにあって。ヤシの木を見るたびに、「ああここはハワイなんだ」って再確認してた(笑)

◆Everything
このあたりから段々と雨足が強まってきて。そのタイミングでの「通り雨が近づく〜」で周り一体が笑ってしまう事件が発生w

Summer Splash!
行けることが決まってから、ずっと頭の中で想像し続けていた「ハワイもやっぱり最高じゃーん!」が現実に聞けた!!!確か、この曲あたりでじゅんくんとあいばくんがトロッコで目の前に来てくれたのかな。じゅんくんのお顔の造形美をはっきりとこの目に映すことのできた喜び。そんでもってあいばくんが最高にイケてるメンズだった!!!何度見ても、近くで御姿を拝見した時のスタイルが素晴らしすぎてなんも言えない。想像を遥かに打ち破ってくるスタイルの良さ。なのにちゃんと骨格が男性のそれだって分かる。加えて満点の笑顔で手を振られたら、そりゃしにます。ありがとうございました(深々と礼)。

◆CARNIVAL NIGHT part2
おおのさんのバク転!まあまあの雨が降っていたので、だいじょうぶ?ってメンバーから心配されるおおのさんwじゅんくんはじぶんの衣装でステージを拭いてあげてた。やさしい。でも何の問題もなくさらっとやってのけるおおのさん!!!かっくいー!!!あと、フェスティバルナイトじゃないふつうのカニバル久しぶりにやった気がするw

◆インタビュー
コンサートについて。 S「あらしがあらし足るもの」 M「いちばん大事なものですね」「ずっと歌って踊ることが目標」 O「まだまだ踊れますよ」 A「時間よとまれ!って本気で思ってる。気持ち悪いでしょ?」 N「ふつうの男の子が一定の条件を揃えると神格化すると思っていて、その条件に含まれるもの」

最初の方は荷物をビニール袋でくるむのに必死で、あんまりちゃんと見られてないんだけどwでも、にのちゃんが「デビュー時、ハワイに行く直前に行ったお店にこの前行ったんだけど。お店の人に、"ハワイに行くんだ〜ってあなたが嬉しそうに話してた時から、もう15年も経つのね"って言われたんだよね。…本当は嬉しかったのかなあ」って話してたのはすごく覚えてる。


◆アクセントダンス〜誰も知らない
雨に打たれながら、この時点で圧倒されてた。このときは屋根がついてる場所で踊ってたから、終わりに近づいてあらしが歩き出すと「前出てきちゃダメ><」って反射的に心で思ってたことを思い出す(笑)

◆P・A・R・A・D・O・X
あまりの神々しさに思わず笑ってしまうほどだった。開演と同時に降り出した雨は、一番の魅せ場で一番のピーク。あれだけの豪雨を、こんなにも見方につける人たちはあらしの他に誰もいないと思うよ。だって、嵐だからね。インタビューでにのみやくんも言っていたけど、まさしく彼らが神格化した瞬間だった。雨の中踊り狂うあらしを横から見上げながら、2009年8月30日のことを思い出したりして。そういえば、あなたたち10周年のときも雨呼んでたね…って。名は人を表すと言うけれど、そういうもとに生まれたグループなんだね…って思ったら笑っちゃったよ、あななたちやっぱりあらしだね!つって。そんでしょうくんのラップがしぬほどにえろくて、わたしの中で何かが弾け飛びました。っていうかしょうくんの中でもあれは何かが弾け飛んでたよね。しょうくんの色気という色気が爆発してた。見てはいけないものを見てしまったというか、これを見てしまったらもう戻れない気持ちというか。とにかくもんのすごかった。Jスト様、豪雨の中のぱらどっくす絶対に絶対に映像化よろしくお願いいたします!!!!!

◆Your Eyes
最高にヒートアップしたあとのゆああいず。冷静に、豪雨。冷静に、寒かった。笑

◆迷宮ラブソング
しょうくんはくいくいっと2回手を引くver。あの人じぶんがここで抜かれるって分かってやってるぞ!!!あと、大サビで音に合わせてトトトトンッて飛ぶやつ、今回もやっててきゅんとした。さくらい担ならきっと好きなやつ。

◆GUTS !
美しすぎるラストだった*3。GUTS!はなんでこんなにも終わりが似合うんだろう。いまでもこの曲のアウトロを聞くと、花火が打ちあがる光景が蘇ってくる。こうして綺麗に最後を締めくくってくれる曲が15年目に発売された曲だなんて、あまりにも出来すぎてるよ。わたしの周りはたくさんの人があらしと一緒に踊ってました。そしてみんな、笑顔だった。

◆挨拶
しょうくんの挨拶については、なんかしばらくなんも言えない気持ちになってた。だって、あの人があんなに目をまっかにして話す姿、初めて見たんだもん。わたしも一応ずっとしょうくんのこと見てきたつもりだから、あのまっかな目は単純に「感極まっちゃって…」で済まされるものじゃないって分かった。感動なんていう一言じゃまるで追いつかない、わたしなんかじゃ到底わかりっこない15年分の感情がつめ込まれた目をしていて、だからなんにも言えなかった。ただ一つだけ、しょうくんがこんなにたくさんの人の前でそんな目を見せられるような場所があって良かったなって。それがコンサートのステージの上だということが、うれしかったです。「いつまでこの青い空のような気持ちでいられるのか」って部分がね、妙に印象に残ってて。その場で本人が話してるんだけど、小説みたいで、絵画みたいで、青空がこんなに残酷さをもって胸に迫ってきたのは初めてだったから。こんなに残酷なことを、綺麗な言葉にすっぽり収めてしまうしょうくんが、わたしの好きになったしょうくんそのものだなあって聞きながら思ってました。飾らない感情をストレートにぶつけることのほうが、どんなに美しい言葉よりも胸を震わせることがあるって知ってる。だけどしょうくんは、それをしない。だってしょうくんは、アイドルだからね。あらしというでっかい船の船頭として、舵を切っていく人だから。5人の中でいつだっていちばん最初に口を開いて道筋を示すけれど、道中のことはあとの4人に任せるきみのスタンスがわたしは大好きです。でも、そんなきみが泣いたハワイのコンサートを、わたしはずっとずっと忘れない。わたし今まで、いつかしょうくんはあらしからいなくなっちゃうんじゃないかって、心のどこかでずっと思ってた。そんなわけないじゃん、って笑い飛ばせる今にたどり着く道を、これまで歩いて来てくれてありがとう。ねえ、しょうくん。わたし、しょうくんの、あらしのファンになってほんとうに良かったよ。
おおのさんも、10周年のあの大雨のときのこと思い出してたって分かってうれしかった。あのとき、「10年…ですね。」って言って泣いたおおのさんが忘れられないんだよ。あの“…”の中に、どれだけの思いが隠されていたんだろう。おおのさんはあんまり自分のことを言葉に託さないし、起こった出来事に意味なんて見出さない人だと勝手に思ってた。そんなおおのさんが、ハワイでコンサートがやれたことは「本当に意味のある」ことだって言ったんだよね。「その意味を作ってくれてありがとう」って。それがどんな意味なのかはおおのさんは決して言葉にしないけれど、毎日のように溢れてきてしまった涙がすべてを物語っているんだろうなとおもうよ。おおのさんが泣くのなら、おおのさんにとって意味があることなら、それはきっとあらしみんなにとっても泣きたいほどに意味のあるものだったに違いないね。だっておおのさんは、あらしのリーダーだもん。芸能界なんて全く興味のなかった人が“国民的”なんて言われるグループのリーダーやってさ、急にわけわかんない渦に巻き込まれてさ、一体あなたはどんな気持ちだったんだろう。だれにも言えずに、ずっとモヤモヤしてたのかなあ。それほどに「嵐」から自由になりたいと葛藤し続けたのに、結局おおのさんをそこにとどまらせたのは「嵐」に他ならないという事実にどうしようもなく胸が熱くなります。おおのさんの周りにあの4人がいてくれてよかった、そしてあの4人のまんなかにいてくれる人がおおのさんでよかった。おおのさん、ずっとあらしのリーダーとしてそこに立ち続けてくれて、ありがとう。
すたんだっぷはわいから12年が経って、またこうして5人でハワイに戻ってこられるなんて、あのとき一体だれが想像できたんだろう。あれだけ悔しくて、取り戻したいって思っていたあいばくんでさえ、「絶対そんなチャンスないって思ってたけど」って言ってたんだよ。だれもが想像できなかったそのチャンスを、引き寄せたのはあらし自身に違いなくて。どんなに努力しても、叶わないことってきっとある。それを分かっている人たちだからこそ、一歩一歩進んだその先にハワイでライブをやるっていう夢を実現させることが出来てほんとうにほんとうに良かったねって思える。わたし、当時のことはリアルタイムでは知らないけれど。もしかしたら、4人でステージに立つ姿を観客席のはじっこで見ていたあいばくんが、この15年誰よりもいちばんあらしでいたいって思い続けてきたんじゃないかなあって、ふとそんなことを考えたよ。思えば、じぶんの気持ちをなかなか話そうとしないあいばくんだけど、「あらしが大好き」ってことだけはいつもいつも言い続けていたね。いつだって「あらしの総意」としてわたしたちに気持ちをぶつけてくれたのは、あいばくんだった。あいばくんが圧倒的な正のパワーであらしを愛し続けて来てくれたから、いまのあらしがあるのかもしれないって、そう思うよ。そして15年にして、抱えてきたじぶんの気持ちをわたしたちにさらけ出してくれてありがとう。こうなったらもう、無敵だね。いつも全力で風を切って笑うあいばくんが、大好きです。
「あした運動会だとお腹が痛くなって、遠足だと頭が痛くなってた子が、こんなにたくましい成人になってました。みんなのおかげです。」っていうにのみやくんの言葉を聞いた瞬間、ぶわーって泣いた。勝手なファンで申し訳ないけど、にのみやくんにはいつまでもじぶんの姿を重ねあわせて泣いてしまうよ。にのみやくんがあらしになって、ほんっとうによかった。一緒に乗り越える仲間がいるということ、じぶんを待っている人たちがいるということ、守るべき大切なものがあるということは、なによりもじぶんを強くさせるね。1日目の時点でにのみやくんの体調についてあれこれ言われていて、大丈夫かなって心配になることはあっても、不安になることはなかった。そしてステージで笑って踊るにのみやくんを見て「ああ大丈夫だ」って思えたから、ライブ中は心配もなくなったよ。それがわたしのにのみやくんに対する精一杯の愛情でした。どんなに厳しい状況が待っていたとしても、あらしはステージに立つよ。それをわたしは知ってる。だって、5人のことを待っているわたしたちがいるから。だから今までだって、何があっても5人で支え合って、乗り越えてきたんだよね。そんなことを考えながらにのみやくんの挨拶を聞いていて、どうしようもなく泣けたんだよ。いつだって、5人でステージに立ち続ける選択をしてくれてありがとう。「またみんなで飲みたいね」って言ったときのにのみやくんの顔、とーってもいい顔してたんだよ。実際に一緒にお酒飲んだわけじゃないのにさ、なんかほんとそんな気持ちで。一緒にかんぱーい!って、祝杯あげたような気持ち。またいつか、楽しく飲みたいね。
挨拶をするじゅんくんの姿を見つめながら、気が付けばずっと心の中で「ありがとう、ありがとう」って呼びかけてた。じゅんくん、じゅんくん。。わたしがこうしていまもずっとあらしに夢を見続けられているのは、じゅんくんのおかげなんだよ。じゅんくんが、「僕にとってあらしは夢です」って言いきった姿を、いまでもずっと覚えてるんだ。じゅんくんの見る夢を、これからも一緒に追いかけたいってそのとき心から思ったの。じゅんくんにとってあらしが夢なら、それを叶えていく姿をずっと見ていたいって。そう思ったのはもう何年も前の話だけど、まさかハワイで歌って踊るあらしをこの目で見られるなんて、思ってなかった。じゅんくんが前線に立って夢を追い続けてきてくれたから、見るはずもなかった景色をこうして見ることができたんだよ。本当に本当に、ありがとう。あらしが夢を叶えていく瞬間に居合わせられることそれ自体が、なんかもう夢みたいだ。「みんなにとってどんな15年だった?」って聞かれてそんなことを思っていたら、「僕にとっては…この4人とやって来られて幸せです」ってじゅんくんが言うんだもん。「この4人とやって来られて幸せ」って言葉を前にした瞬間、堪えていた涙が溢れて声を詰まらせてしまうじゅんくんが、愛しくて仕方なかった。じゅんくんが一歩足を踏み出せば、揃えて一緒に足を踏み出してくれる4人がじゅんくんの隣にいてほんとうに良かった。おにいちゃんたち、これからもじゅんくんのことを守ってね。じゅんくん、わたしがずっとこんなに笑顔でいられるのは、きっとあなたのおかげです。あなたが夢を見続けてくれた、あらしのおかげです。ありがとう。

◆season
この曲を歌うあらしと同じ空間にいて、いろんなことを思い浮かべながら顔をぐちゃぐちゃにして泣いたこと、わたしの宝物です。

◆Bittersweet
このタイミングでびたすいって、ずるい。最高すぎた。泣きながら、笑って。かわいくて、楽しくて、どきどきして、わくわくして。わたしの大好きなあらしがここにぜんぶつまってた。「君にもしも出会わなければ まるで違う世界が見えていたんだ」って、まさにいまこの瞬間もそうだよって伝えたかった。でもきっと、このセットリストこそ言わずとも伝わっている証拠なんだとおもう。あらしにはなんだって、お見通しだ。

エナジーソング
あーーーん、ずるい。好き。大好き。

◆A・RA・SHI
そして、あらしはヘリで帰って行かれました。あらしが乗ったヘリが空に消えていくまで、ずうっとみんなで手を振り続けた。さいごのさいごまで、声を合わせてあらしを歌った。ぜんぶぜんぶ、あらしに届けばいいなと思って。ヘリが見えなくなったその瞬間から、もしかして夢だったのかなあって思わされた、そんなコンサートでした。



誤解を恐れずに言うなら、ここで「ああ最高だったな」ってすっと身を引いたら綺麗なんだろうな、って思わされるほどに完全燃焼したコンサートでした。でも、わたしあらしに似て潔くない女なので、あらしがあらしでいる限りきっとずっと好きだよ。あらしを見ていると、笑われたっていいから永遠を信じてみたくなる。最初っから最後まで、夢みたいだったなあ。でも、確かにそこに居合わせられたことはわたしにとってかけがえのない宝物になりました。ハワイ、行けて良かった。あらしを好きでよかった。こんなふうに思わせてくれるグループでいてくれてありがとう。これからも、5人の背中に夢見させてね。それじゃ、また明日!

*1:みんな自分がカメラ抜かれてるときに外すのに、にのみやくんだけ抜かれる前に外していてこやつ…!!!ってなりました。

*2:原宿に向かう電車のシーンとか、タクマが旅立つシーンが流れてたと思う…確か

*3:本当はこの次の感謝がラストだけど、GUTS!がラストとしてあまりに美しすぎてあんまり覚えてないw