beautiful world


beautifulなworldのtourがもうすぐ終了するということで。少し早いけど、あらし、ジュニアやバンドメンバー、スタッフの皆さん、参加された方々、参加できないながらもこのツアーの行末を見守っていた方々(わたし含む)、みなさん本当にお疲れ様でした。以下、垂れ流します。


わたしは、結局このbeautiful worldと銘打ったコンサートツアーに参加することは出来ませんでした。最後まで諦めずにチケット探したんだけど、だめだった。頑張ってもどうしようもないこと、ってやっぱりあるんだね。泣きました。大切なのは、その涙がコンサートに行けないという事実に対する涙ではないということです。明確にコンサートに行く(チケットを探す)のを諦めた瞬間というのがあったんだけど、そのときは泣いたりなんてしなかった。行けないかもしれないなんてことは、電話口で非情なアナウンスを聞いたあの夏の日から既に覚悟していたから。そんなことじゃない。「行けない友だちの分の気持ちをもっていく」と言ってくれたお友だちがいた。その子にありがとう、って言ったら、ごめんね、って言われたんだ。チケットをずっと一緒に探してくれていた子にも、ありがとうって言ったら、力になれなくてごめんねって言われた。そして、いつかの記事にも書いた、一緒に申し込んで共に全滅したんだけど、奇跡的に行けることになったお友だち。「にののbeautiful worldを誰と見るかが大切、って言葉を聞いて思い出したのは、ゆめのことだったよ」って。力になれなくてごめんね、ってまた言われた。

なんで、なんでよ。なんでみんな「ごめんね」、なんて言うの。そんなこと言われたら泣いちゃうじゃんか。優しすぎるんだよ。チケットのある子は、あらしに会えるっていう幸せだけをいっぱいいっぱい詰め込んで会場に向かえばそれでいいのに。あらしと同じ時間を過ごした幸せだけで胸をいっぱいにしてこれからの毎日を過ごしていけばいいのに。どうして、わたしなんかのことを気にかけてくれるんだろう。申し訳ない気持ちにさせてしまって、むしろわたしのほうこそごめんね。そして、ほんとにほんとにありがとう。

わたしは、beautiful worldを見ることは出来なかった。でも、誰と見たいのか、っていうことだけははっきりと分かったよ。今度は絶対一緒に同じ景色を見ようね、って約束の出来る人がいるのは幸せなことです。そしてそんなふうに幸せだと思えるこの世界は、きっと美しい。


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まあ内容については見てないのでなんとも言えないのだけど、セットリストを見て浮かんだのははてなまーくです。体感していないからなおさら、あらしの伝えたいメッセージが見えてこなかったのが正直な感想です。そして参加した方の正直な感想を見たいなあと思って探すのだけど、なかなか正直な感想が見つからない現状を少しさびしく思いました。参加できるだけ幸せなんだから文句は言うな、なんて間違ってるよね。まあ参加できなかった人がそういう気持ちを抱くのは理解できなくもないけれど、だったら見なければいい話でしょ。と思うけど、情報がいやでも流れてくるこの時代では難しいんですかね。私としてはあらしと少し離れたところから客観的に見てみて、見えたことがたくさんありました。そして辿り着いたのは、何をどうしたってわたしはあらしが好きだということです。それほどにきっとわたしは彼らを信じているのだ、と気付くツアーになりました。だからあらしもわたしたちのことを信じてくださいよ、というのはおこがましいですか。好き放題じぶんたちの作りたいものを作ってみてもいいんだよ*1?なにがあったって、わたしたちはついて行くからさ。

それじゃ、また明日。

*1:それでも大人の事情で色々なことが制限されるとは思うけれど