褪せることない永久に君と


あっ。HAPPY NEW YEAR!ってことで、2013年あけちゃいました。ことしの目標はレコに番組を撮りだめせず、こまめにディスクに焼くことです!今年もよろしくお願いします!
2013年一発目の記事は、2012年のあらしとしての重大トピックスであるPopcornライブの遅すぎる感想だよ!雑感はまた別であげます。ありがたいことに札幌11/30と12/1に参加させていただいて、思う存分はじけてきたよ。ひさしぶりの遠征だったんだけど、かねてから憧れの遠征先であった北の大地についに降り立つことができて、感無量!!!ライブ期間中の札幌はまさしくお祭り騒ぎというか、冬のくせにどこにいっても同志がいるし、みんながそれぞれ「あらしに会いに札幌まで来たんだ!」って熱を胸に抱えているのが感じられてとってもとっても楽しかったです。真冬の札幌は正直もうごめんだけど、また札幌遠征したいな。こんどこそ小樽行きたい(そこ?)。あ、行きたいごはん屋さんの場所が分からなくて駅の周りをうろちょろしていたわたしたちに、声をかけて目的地まで連れて行ってくださった優しいおふたり。こんなところは見ていないと思いますが、ありがとうございました!
では、以下感想。がっつりネタバレだよ!ナゴヤ行く方気を付けて!


◆up to you
わたしアルバムずっと曲順で聞いてたんだけど、up to youのラストにぴたっとハマる感じがすごく好きでね。聞いてると自然と頭の中にエンドロールが浮かぶの。ハッピーエンドで幕が下りる感じがすごくいいなあと思ってたから本編ラストに聞きたいなあと思ってたんだけど、まさかの1曲目だった。にのちゃんが歌い上げる「その先へ」が示すように、1曲目から既にクライマックス。クライマックスを先に提示しておいて、次に流れてきたのはpopcornの始まりを告げるうぇるぱだっていうんだから、松本様には今回もしてやられました。おおのさん振付のこの曲のダンスがものすごく好みだった!!!ていうかわたしこの曲すごい好き。「褪せることない永久に君と Don't stop music いつまでも」と歌うあらしを、コンサートのオープニングで見れるなんてしあわせ。

◆welcome to our party
みんなでYeah!x4ができる喜びよ!やっぱりあらしのライブといったら、コールされてレスポンスしなきゃね!

◆Troublemaker
30日、バクステ横だったんだけど。じゅんくんが挨拶してるときのしょうくんが何をやってるかよく見える位置だったのです(てゆかしょうくんしか見えなかったw)。そうしたら!彼!衣装のグローブを!口で咥えて!外しやがったんですよ!!!!!しかもすげえ真顔で!俺様以外はすべて虫ケラのようとでも言いたげな顔で(脚色120%)!しかも両手ともですよ!ふつうに手で外せばいいじゃん?!なんで口で咥えたの?!?!もしかしてファンサービスの一環なの?!?!ってことで、わたし開始5分で死亡しました。みんなごめん、正直言って挨拶まったく頭に入ってこなかった。あのしょうくん見れただけで冬の札幌来てよかったって心底思いました。もうこれで2012年に悔いはない。ありがとうございました(しろめ)。

◆Cosmos
上手にAMO、下手にNSで分かれてまったく違うダンス。これおおのさん考えるの大変だっただろうな、すごく凝ってました。こういうのが見たかった!ってこんな序盤で思えて、すごくわくわくしたの。ラップ後に両手を回すだけのフリをしょうくん1人だけでやり始めて徐々にみんなも加わるんだけど、あれはしょうくん勇気いっただろうなあと思う(笑)振り入れの風景が見たい。

◆証
ウォータースクリーンにメンバーの顔や地球が。それぞれの立ち位置に合わせてメンバーカラーが映し出されるのも綺麗だった。今回のツアーは個人的に、赤・青・黄・緑・紫という5色の美しさを改めて感じる場面が何度かあって。なんてバランスのとれたいい五色なんだろうって。奇跡みたいだなあ。

◆楽園
コンサート序盤、メインステで後ろにジュニアをぞろぞろ引き連れてソロを踊るあいばくんってなんて正義。あいばくんの長い足が活かされたダンスでした。

◆Fly on Friday
みんなが一緒に腕を振り回す会場を見ながら歌い踊るしょうくんがほんっとうに楽しそうだった。ただの楽しそうな笑顔じゃなく、心の底から満足げな顔で、楽しいのが滲み出ちゃってるしょうくんの姿っていうのがすごく印象的だった。ファンに踊らせて、歌わせて、とにかく会場を煽りながらラップして、楽しそうに歌って踊るしょうくんはわたしの大好きなしょうくんだったから、そんな姿を見れてすごく嬉しかったんだ。あと、「きょうは何着てこうか」のリズムや歌い方がすごく好きで、どんな振り付けになるんだろうってずっと想像してたんだけど、期待を裏切らない振り付けですっごく満足した!そしたらその一瞬を切り取ってえぶりが流してくれた><チャプター打って何度も見てるけど何度見ても泣きそうになるくらい、好きです><

スーパーフレッシュ
たぶん多くのファンが好きなこの曲を、おおのさんが振りを付けて、ちゃんとツアー構成の一部分を担って存在させてくれたことがわたしは嬉しかった。冬にぎゅっと日程がつまったこのツアーで聴けて良かったな。

◆a day in our life
イントロ聞いた瞬間に、すごい懐かしく感じたんだよね。考えてみれば、君僕コン以来のアデイ。なんだかんだ言って、しょうくんのぴーぽー!とおーいぇー!に応えることがしょう担としての生きがいみたいなとこある(大げさ)。

◆駆け抜けろ!
この曲のダンスもめちゃくちゃ好みだった!ステップとか足を多用してたイメージ。サビのYes!ってC&Rが予想以上に聞こえたのにすごいびっくりして。定番曲以外のいわゆる初お目見えの曲でこんなにC&Rが揃って大きく聞こえたのは久しぶりだったの。これ、あらしも嬉しかったんじゃないかなーって勝手に思ってる。そのYes!が楽しくて楽しくて仕方なかった!そうそう、コレだよね、あらしのライブってこういうことだよね!って。

◆ついておいで〜君がいるから
まさかこの曲たちをやってくれるとは…!ついておいで→君がいるからっていうこの攻めた流れに相当しびれた!!!アラフェスがあって、ウラアラマニアを発売できたことが、この流れに繋がってるんじゃないかなあ。カップリングだってもちろん聞いてるよね?っていう5人の声が聞こえてくるようで。いままでだったら聞いてない人たちを気遣って出来なかった選曲なんじゃないかな。でも、聞いてない人がいたって、僕たちがやりたい曲だからやりますよって意思表示のように思えて。君がいるからで心地よさげなしょうくんの横顔を、遠くからだけどずっと見てたよ。大好きな2番のやさしい声を生で受け取れて嬉しかったな。

◆two
おおのさんのソロになると、会場全体が静けさと熱気が入り混じった異様な空気になるこの現象にそろそろ名前つけたい。「I love you I love you I love you」を直接おおのさんの息遣いを感じながら聞くことが出来てもう何も言うことはありません(平伏)。

◆アニメーション
ぽぷこちゃんに振られて泣きわめくさとしくん。低い声で冷静なツッコミをいれるしょうくん。みんなをなだめるかずなりくん。わあわあさわいでみんなに構ってもらおうとするまさきくん。ぼくのぱぱの話しかしないじゅんくん。キャラの棲み分けが完璧w特に「コーンがコーンスープ飲むなよ…」とか低い声でツッコミいれちゃうしょうくんがアニメキャラの見た目に似合わな過ぎて笑ったwじゅんくんがこういうすえっこキャラを出せるようになっていったから、しょうくんもヤラレキャラからもとのキャラの立ち位置にだんだん戻れるようになったのかな、なんて。

◆旅は続くよ
「みてみて、ぼくのパパがかってくれたききゅう〜!すごいでしょ!」のまつもとじゅんこちゃんに尽きる。30日、しょうくんの気球がなかなか出てこれないアクシデントがあったんだけど、しょうくんずっと「僕を置いてかないで〜」だかなんだかぶつぶつ言ってたのに、だれも構ってくれてなくておもしろかったwしょうくんが「ぼくのぽっぷこーんをきみにあげる!」って言いながらじぶんの顔をちぎるようにしてボール投げてたんだけど、それってつまりアンパ○マンならぬポップコーンマンっていう解釈でいいんですよね?w後付けなのか、それとも打ち合わせで「ア○パンマン的な感じでぽっぷこーんまんとかどう?」「いいじゃんいいじゃん!あひゃひゃひゃ」っていうようなやり取りが行われていたのか、どっちなんだろう^^あんだけふざけたことを、あんだけ派手な装置を使ってやるっていうのが、いまのあらしだなって。

◆ナイスな心意気
しょうくんがナナナのところの腕振りやってたの。なんか嬉しかったな。一緒に入ったしょう担ふたりでサビ踊れたのめっちゃくちゃ楽しかったー!!!

◆Luckyman(Popcorn man)
タイトルのとおり、C&Rがぽっぷこん!めーん!になってたという遊び心wぽっぷこん、って言うたびに自らの頭をばんばん叩くしょうくんがもはや狂気^^まつもとじゅんこちゃんがおしりをぷりぷりさせながら会場に向かっておててを振ったり、おなじ場所で何度も何度も振り返ってみたり。まあ一言でわかりやすく言うとてんしでした。

◆we wanna funk,we need a funk
てんしが人間に戻る瞬間キターーー!!!これぞMJワールド!!!やりたい放題のじゅんくんと、それをここぞとばかりにキャーキャー言いながら見守るファンをセットにして初めて出来上がる素晴らしき世界よ!!!ぽっぷこーん被ってぶりっこしてるじゅんくんと、上裸になって濡らした髪をかき上げるじゅんくん、どちらも紛れもない松本潤として成立させることができるのは彼のこれまでの努力や葛藤があるからで。この相反する二つの松本潤を見事に成立させることでしか成功しえないこのソロは、13年目のいまだからこそできるものだなあと。DJ MJはドームという大きなハコがクラブ化するようでほんとうに楽しくて好きなんだけど、C&Rはもうちょっとがんばれ!w funkがどういうものかわからなかったから、雰囲気でまいこーっぽくやるのかな?と思ってたらいきなりロック踊りだしたりするから、結局じゅんくんかわゆ!ってなってしまうわたしの脳みそ万歳!

◆それはやっぱり君でした
突如現れた、ポップな世界に不釣合なまっしろなピアノとまっしろなTシャツ姿。半音ずれた音程。時折ぶれる歌声。一生懸命なゆえに顔をしわくちゃにして絞り出す高音。ああ、彼はとても器用な人に見えるけれど、ほんとうはきっと不器用な人なんだなあと思って。とてもクールな人に見えるけれど、ほんとうはきっと熱い人なんだなあと思って。決して上手とは言えないその歌声を聴きながら、なんだか泣けました。どうしようもなく人間らしいきみが好きだ。2日目に盛大に歌詞を間違えて、会場から「あっ…」て声が聞こえて、だけどやりきったにのちゃんに対して拍手を送って、最後の挨拶でそんなじぶんを茶化すにのみやくんっていう構図がすごくあったかくて素敵だった。これからはごはんつくれるようにがんばってね!

◆リフレイン
アクセントダンスとウォータースクリーンで魅せた直後。ここが見せ場だってときに、この曲のイントロが流れてきた時は本当にびっくりした。わたしこのアルバムには見せ場で使う曲がないから、そのへんどうするんだろってずっと思ってたの。そしたら過去のアルバム曲をもってくるだなんて!しかも演出も振付も全く違う。一度振りつけた曲を全く違う振り付けで入れ直すって結構難しいことのような気がするんだけど。あらしの決断と挑戦、そしてこのコンサートにかける意気込みを感じたよ。雨と傘。ドームでしかできない演出だよね。

face down
ファイヤーボールって言うんだっけ?あれすごいかっこよかった!これも5色でさ。5人の魂がそれぞれの色となって噴き出しているようでぞくぞくした。

◆Waiting for you
ここでこの曲をもってくるんだもん。ずるいよ。前のYour Eyesで静かになった会場に響く、にのみやくんの「僕らはここからどこに向かうのだろう」。セットリストからあらしの想いが痛いほど伝わってくる。これがいまのあらしからわたしたちへのメッセージだよね。「あの頃」、そして「変わらないもの」。だけど、刻み続ける記憶は終わらない。

ワイルドアットハート
ラストにラストらしいup to youをもってくるんじゃなく、ラストなんてまったく似合わないポップど真ん中のワイハをもってきたことがこのpopcornというライブを象徴しているように思います。この、最後に会場のみんなで踊ったワイハが楽しくって楽しくってねえ。涙を誘う挨拶なんてもちろんない。ただみんなで踊って、とにかく楽しんで、最高の盛り上がりのまま終わっていく。最初から最後まで、一瞬たりとも覚めることのない夢。

エナジーソング
わたし実は1日の公演中、胃痛がはんぱなかったのね。もうほんとに立ってることすらつらくて。でもせっかく掴んだありえない幸せのチケット。この一席につまった想い。何よりわたしが精一杯楽しみたかったから、踊ったし声も出した。そんな状態でこの曲を聞いたら、なんだか泣けちゃったの。札幌まで飛行機で飛んできて、あまりの寒さにお腹くだして(笑)、こんなにも胃が痛いのに腕ふって。他人から見たら笑われるかもしれない。でも、なんで必死にそんなことするかって言ったら理由はただ一つしかなくて。あらしが好きだから。あらしのことが好きで好きでほんとうに大好きだから。そんな大好きな人たちと、何もかも忘れて、みんなで騒いで、きょうはいい日だねって言い合える時間があるから。だからなんだって出来る。つらいことだって頑張れる。辛くて痛くて苦しくったって前を見れるんだよ。5人の姿を見るたびに心の中で「好きだよ」って唱えた。それを伝えるために全力で参加した。そうしてなんだか涙が出たんだ。幸せだね。


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BWのDVDを見た感想の記事に、「あんな広い場所で一体感出してファンサもして凝った演出もしていいパフォーマンスしてそれを会場のみんなに見てもらって…なんて、ぜんぶ出来るわけないよ。」って書いたんだけど。このツアーで、あらしはぜんぶ挑んできた。アルバムでハナから「俺らはC&R諦めずにやるよ」と宣戦布告をして、まるで何かを覚悟したかのように会場を煽ってた。「俺らのやりたいようにやらせてもらう」といったツアーの目玉としておおのさんをメイン振付師に置くことを選んで、最初から最後までとにかく踊ってた。演出だって、今まで使ったことのないウォータースクリーンや色つきの炎・バルーンを導入してみたり。気球乗ったりボール投げたり、ファンサービスだって忘れなかった。カップリング曲や過去のアルバム曲を使うことだって恐れなかった。シュールなアニメ映像をドームで流してポップコーンのコスプレで出てきたりして、「あらしほんとバカだねえ」ってこのタイミングでファンに思わせてくれさえした。わたしの知ってる貪欲なあらしがそこにいた。このコンサートがあらしがやりたいようにやった結果なんだとしたら、わたしが見たいあらしとあらしの見せたいあらしが綺麗に一致しすぎてあらしのアイドル根性に恐れ入る。でもわたし、あらしが貪欲でプロのアイドルでファンが求めた分以上のものを見せてくれる人たちだって、もうずっと前から知ってた。わたしでさえBW見てすこし諦めかけたのに、今回のツアーで「ああ、あらしはぜんぶを諦めないで前に進む覚悟をしたんだな」ってすごく感じたから。国民的アイドルとなったいま、その環境や多様なファンの気持ちをぜんぶ背負ったうえで、じぶんたちの道をじぶんたちの足で歩いて行こうとするあらしについていかないわけがない。だってかっこよすぎるもん。だいすきよ、ずっとついてく。そう思わせてくれた、だいじなだいじなコンサートでした。