助けてくれた君は同じ目をしてる


漫画バーテンダーの溜くんがドラマ同様わりとモテるのにじぶんでそれに気付いていないキャラだったり、ちゃん予告のにのみやくんの白カーデがかわいすぎてどうしようって話だったり、あらしが五つ子ちゃんってなにそれドラマ化しようぜおいって話だったり、にのちゃん大野さんのモノマネうまいねさすがだねって話だったり、オリスタのにーのの顎から首にかけての黄金ラインを時間が許す限り見ていたいって話だったり、話したいことはたくさんあったのだけども。きのうのZEROを見て感じたことがいくつかあるのでそれをまずは言葉にしておきたい。

実際に被災地に立ち、「この震災を忘れないことが大事」だと伝えること。それをキャスターをやっているアナウンサーがするのと、キャスターをやっている櫻井翔がするのとでは、たぶん全然意味合いが変わってくる*1。だからわたしは、毎週月曜日にスーツを着て報道という場に立つ彼のことをまっさらなキャスターだなんて思ってない。あくまでも、アイドルである櫻井翔がキャスターとして何かを伝えるということが重要なのだと思ってます。アイドルであることが前提。しょうくんも「おそらく、キャスターであってキャスターでない。第三者的な立場」だとじぶんのことを話していた*2。そして今週の放送は、アイドルがキャスターとしてそこにいる意味というものを考えさせられた放送でした。わたしはしょうくんのキャスター業に関してははっきり言って肯定的ではなく、かといって否定的でもない(無関心というわけじゃなく)。だけど、"アイドルがキャスターとしてそこにいる意味"、あったと思いますわたしは。どうしてかって聞かれてもうまく言葉で説明はできないのだけど、「今なら言える。意味はある。あったんだよ、ここ(昨日の放送)に*3」って感じです。たぶん、わたしはあったかいリビングでテレビを見れる単なる視聴者だから、こんなふうにつらつら書くことができるし逆にこんなふうに拙い言葉でしか書くことができない。被災地にいるであろうしょうくんを好きなこたちに、しょうくんが自分の目で現地を見ていたよって教えてあげたいです。
しょうくん、寒かったのかな。疲れていたのかな。事実は分からないけれど、あんな目をしているしょうくんを見てわたしなんかが泣いてらんねえ!っておもいました。笑える人は、笑っていることがわたしは1番だと思う。そして、ちょっと疲れちゃったかなって人に元気を与えてくれるのがアイドルなのだと思う。あの日たくさん泣いていたしょうくんは、その数日後には体と共に眉を動かし八の字で笑い、グーフィーと踊り、誰よりも大きな声でオイッ!と拳を突き上げジャンピンしていました。オトノハも完全通常営業でした。きっと、じぶんの立つべき位置を見つけてそこで踏ん張っているんじゃないかなあ。だから、もちろん心配はしているのだけど…なんていうか、しょうくんはきっとだいじょーぶ!って思ってる自分がいます。こういうとき、わたしは心の底で彼のことを信頼しているんだなーと実感する。
あの日から1ヶ月。しょうくんが目にしたいくつもの光景も、わたしはテレビの範囲内でしか分からない。被災地の人の気持ちだって、ほんとのところはきっと経験した人にしか分からない。でも、だからこそ、ずっと忘れないで、考えて、寄り添って、そしてじぶんの生活をしようと思います。現実はつらいかもしれない。だけど、笑顔の未来が待ってるといいな。

*1:どちらがいいとか、そういう比較ではなく

*2:CINEMA SQUARE vol.23

*3:ハチクロ