5分の一の渇き


じゅんくん、お誕生日おめでとう!!!!!華麗に日付詐欺です。バースデー記事って、何日も前からちょくちょく下書き保存しといたほうがいいことにいまさら気づきました。だってたった1日なんかじゃ、溢れるパッションをまとめて記事にするなんてオレ出来ないッス。想いを言葉にするのは、想像以上に難しい。
じゅんくんの誕生日になると、必ず見返す雑誌があります。2008年5月号のSWITCH。なんでって、じゅんがひたすらに美しいからです。美しい桜と美しい潤のコラボレーションだなんてどう考えても美しいじゃん。桜と潤の夢の二大共演写真がたった700円で手に入ってしまうなんてあっさり夢叶いすぎじゃん。ってことでこの雑誌はわたしの宝物なんですけど、もちろんこんな理由だけじゃなく。じゅんくんはね、華やかな世界が似合う人だと思うのです。ライトを一身に浴びてステージに立つ姿が誰よりも似合う。そんなじゅんくんが、この雑誌ではステージではなく、雑草の生えたなんでもない土の上に立ってる。どこにでもあるような道路脇に寝そべったり、そこらへんのコンビニに売ってるようなパン食べてる。笑うでも泣くでもなく、ぼーっとした顔でこっち見てる。華やかな世界が似合ってしまう人が、なんでもない日常の風景に溶け込んでいる姿にぐっとくるのです。この写真たちを見ると、ステージの上で笑っているアイドル・松本潤は、自分が分からなくなったりたくさん誤解をされたりたまには怒ったり悩んだりして生きてきた、1人の普通の人間なんだなあって感じるんだよね。そして写真だけじゃなく、テキストが松本さんらしさ満載でもう何度読み返したか分からない。特に、「でも、やっぱり俺はね…」から続くじゅんくんの言葉が本当に大好きで今でもずっと大切にしてる。無駄なものなんで絶対にない、って言い切るじゅんくんがもう、ひたすらにまっすぐで…っていまわたしこれ打ちながら泣きそうになってる。私自身が言葉に詰まってしまうほど、潤くんのまっすぐさが私の心の深いところに届いてる。最後に、今回読み返してみて一番はっとした部分を抜粋します。

最近分かんないことが増えたんです。(中略)今はひとつの答えだけを今すぐ探して何も掴めないよりも、時間をかけていくつかの答えを探していきたい。もしかしたら一生見つからないかもしれないけど、三パーセントが四パーセントになったり、五パーセントになることも進歩だとすれば、せめて今見えるもの一個一個をしっかり見つめていきたいと思っています。

取材時は24歳。あれから4年が経って28歳になったいま、何パーセントのところまで進んだんだろう。それは分からないけど、でも記者が記事で触れている、じゅんくんの「目の奥の渇き」が満たされる日はきっと来ないんだろうね。もし100パーセントに達しても、きっとじゅんくんは101パーセントを目指して進んでいくだろうから。その探し物がいつか見つかるまで、一緒に歩かせてね。お誕生日、おめでとう。