儚く光る流星 いま動き出す終電

あらし、14歳のお誕生日おめでとう。



わたしがいちばんつらかったときも、悲しかったときも、悔しかったときも。嬉しかったときも、楽しかったときも、いつもそばにはあらしがいたよ。おこがましいかもしれないけれど、わたしはそうやってあらしと一緒に歩いてきた。わたしの人生には必ずいつもどこかに5人の存在があるんです。きっと、それはわたしに限ったことじゃないんだよね。わたしと同じように、あらしと一緒に泣いたり笑ったりしてきた人たちがたくさんいる。それってほんとうにほんとうに凄いことだよなあと最近つよく思います。だって、じゅんくんもにのちゃんもあいばくんも、しょうくんもおおのさんも、誰一人としてスーパーマンなんていないんだもん。みんな、悲しいことがあれば傷つくし、くよくよ悩んじゃうときだってある、ふつうの1人の人間なんだもん。でも、そんなふつうの人間なんだけど、じゅんくんとにのちゃんとあいばくんとしょうくんとおおのさんっていう5人が集まって、ステージの上で歌って踊ったり、くだらないことで笑いあったりしてると、あらしっていうみんなのヒーローになっちゃうんだよ。やっぱりすごいや。
あらしは、わたしの夢です。でも正直、あらしがふざけてけらけら笑ってるのを見て、むかしならばかだねえって楽しい気持ちになれたことも、いまはばかだねえって思いながらも、変わんないねほんとって思いながら泣きたくなることが増えた。それは歳を重ねたあらしに対して思うこととしていいことなのか悪いことなのかよくわからないけど、それがとても切なくなるときがあるよ。むずかしいことは考えずに、ただ楽しいって、だから好きだって、さびしくなったりしないでそう思っていたいんだ。だって、わたしにとってあらしは、あの世界の高みに行こうとしてる人たちじゃない。きっと5人なら太陽や月にだって行けるねって、そういう人たちなんだもん。わたしにとってあらしは、よくわからない権力とか、他のグループと争ってる人たちじゃない。きっと5人なら星とも競争できるよって、そういう人たちなんだもん。わたしにとってトップになるということは、星と競争して、それはまるで流れ星みたいで、そうやって夢を叶えていくってことだからさ。そうして、かならずステージに戻ってきてくれるんでしょう?好きになってもう何年も経って、その間いろんなことがあったけど、こうも変わらずにこんなにも彼らのことを信じているじぶんに驚かされる。いろいろ難しいことも考えちゃうけど、やっぱりわたしはわくわくしながらあらしに夢を見ていたいんだ。ねえ、それはきっと、5人も一緒なんでしょう。
この人がいればだいじょうぶ。そんなことを、5人それぞれに思えるんだから無敵だね。じゅんくんがいればだいじょうぶ。にのちゃんがいればだいじょうぶ。あいばくんがいればだいじょうぶ。しょうくんがいればだいじょうぶ。おおのさんがいればだいじょうぶ。みんながみんな、そう思ってここまでずっとやってきたんだもん。だから、あらしならきっとだいじょうぶだよ。どうかずうっと、あらしがあらしにとって、わたしにとっての夢でいられますように。永遠なんて誓えないけど、きょうはこんなにもあらしのことが好きで、だからきっとあしたもあらしが好きだ。それじゃ、また明日。