ステージ上終身雇用

2013/9/21。夏はもう終わったのかと見せかけて、この日に限って暑さがぶり返してくるんだからさすがだ。まだまだおれらの夏は終わらないよって、そういうことだよね!絶好のフェス日和のこの日、さいごのこくりつに足を踏み入れてきました。以下、夏の感想文。


◆FD〜truth
去年がはぴねすからで盛大にズコーしただけに、OPからのこの3曲の流れはちょうしびれた!3曲ずうっとまったく煽りナシで踊り続けるなんてずるい、かっこいいに決まってる(だからOPで王冠マークに煽らせたんだな、と納得)。あと、やっぱり1曲目にラップやるのは正義だ!!!もう最初っからしょうくんスイッチ入りまくってて、もうこの瞬間からやっぱりしょうくんはステージの上がいちばんだって確信しながら心の中で泣いてた(重い)。この、有無を言わさずパフォーマンスで観客をぐいぐい引きこむこの感じがやっぱり心地いいなって。

◆welcome to our party
みんな!!!DVD出てるんだし!!!踊ろうぜ!!!

▽サンセットソング(あいばP)
◆Hello Goodbye
メインステでブルースハープ吹くあいばくんなんてデジャヴ。これだけじゃなく、今回のライブは08へのオマージュが随所に散りばめられていた気がする。しんみりしてたら4人が登場して、まさかのソロリレー!だれかのソロ曲をちがうメンバーが歌うのって、想像以上に新鮮だったな〜。そのあとサビを5人で踊ってたよ。あのサビの振り大好きだから、また一緒に踊れてうれしかったー!5人一緒のはろぐっばいがDVDに収められると思うと胸アツ。

◆素晴らしき世界
あいばくんがコーナー名をサンセットソングなんて名付けて、VTRでも「雨が降らないことだけを祈ってます」なんて言ってたんだけど。言葉を失うくらい綺麗な夕焼けだったのよね。バクステ付近の天空席だったから、灰色の空に美しいオレンジ色が滲む空と、その空に輪郭を消されていくビル群っていう、あの席に入らないと見られない絶景が広がっていて。これは最後の国立へのプレゼントかもしれないって思ってしまうような景色だったんだ〜。そんな中で歌われた素晴らしき世界ね。08を思い出さずにはいられないよね。確か大サビ前で、ライトがいくつかふっと消えるの。ライトを消す演出やりたいって、そういえばじゅんくん言ってたなあって思い出したりして。この絶景に5人が溶け込む風景が、とても優しかったんだよ。すごく好きだった。

◆Love Situation
上手にじいまご、下手に3人。わたし下手側だったので、しょうくんのダンスしっかり見れたのうれしかった(;_;)相変わらずちょううまかった(;_;)「滑り込む電車」とか最高だった(;_;)去年はしょうくんへたっぴだった「敵うはずない」、今年は去年よりよくなってた気がする(笑)

▽ミステリアス(おおのP)
◆Take me faraway
じぶんでははんがっぽんに入れたものの、Song for meやるんだろうな〜と思ってたからこの曲だったのはかなり意外だったな。「いつまでも」でイスの上に立つ瞬間は何度見ても平伏したくなるね。

時計じかけのアンブレラ
振付はちょこちょこ手直しされてた気がする*1

◆ファイトソング
しょうくんが次ソロではけてたから、お手を拝借のところは代わりにじゅんくんが煽ってた。散らばってたメンバーがメインステに集まってからハケ、だったんだけど。いちばん遠いバクステにいたおおのさんがギリギリまでバクステにいたから、メインステにいるメンバーがおおのさんに走れ―!って。メンバーに見守られながら必死に走るおおのさん(笑)平和だ。

▽hipなpop(さくらいP)
hipなpopとかコーナータイトルの時点でずるいじゃん!コーナーをラップ重点に置いてくるところとかほんとずるいじゃん!好きに決まってるじゃん!!!えーん><
◆Hip Pop Boogie
登場の仕方、08と一緒!ここぞとばかりのちょードヤ顔!しかもC&Sの衣装でヒーーン(;_;)投票のとき、この曲は08のタイミングがすべてじゃん、とかいろいろ思ったりもしてたんだけど、Somebody!(Yeah!)Everybody!(Yeah!)いま時代は手の中に!(Yeah Yeah!)がとにかく楽しすぎたからオールオッケー!つまりそういうことなんだよね、しょうくんがいまもずっと手放さずに離れないようにだいじにしてるもの、わたしにとってもすごくすごくだいじなんだ。あと、このタイミングで「ステージ上終身雇用」をステージに立つしょうくんの口から聞けたのは個人的にすごく大きかった。だって、ステージの上に立ってるしょうくんちょうちょうかっこよかったんだもん。わたしがいっちばん好きな、大好きなしょうくんだったんだもん!

◆Cool&Soul
記者会見verとドームverを織り交ぜた感じ。当たり前だけど、当時とはやっぱり違う雰囲気で。年を重ねたんだなあと思った。しょうくんのラップのトーンが、一貫して低めで落ち着いてたのね。でもそれは勢いがなくなったとかそういうことではなくて、30越えたなりの、15年目なりの、2013年なりの静かな闘志をわたしははっきりとそこに見たんだ。2013年に国立で聞く、「この歴史を後世に語れるだろう?」には鳥肌立ったね・・・しょうくんもこのワードはすごくキーにしていたように思えたんだけど、どうだろう。いまじゃもう、「10個前のアルバムに話は遡るんだけどさぁ…」だって!びっくりしちゃうね。これだけ年を重ねても、たとえJOCの会長さんが来ていても、変わらない「俺たちのことを欲しがる」だったのでわたしはひどく安心したよ!さいごのARASHI IS BACK!で、ぐっときたじぶんがいた。

◆a day in our life
じいまごとキャラメルでラップパートと歌パートを交換!じいまごのラップが溶けるほどかわいかったです。おおのさんちょうがんばってた、ちょうかわいい(涙)。キャラメルちゃんたちは歌へたっぴでそれがまたかわいくってねえ♡(げろ甘)さいごのほうのおおのさんのフェイクはにのみやくんが頑張っておりました(途中でさとしに変わってたかな?)。こんなかわいいアデイ初めて見た。こんなかっこいい曲をかわいいの魔法にかけちゃうみそじアイドルすごい。

◆Lucky man
ラップを5人でそれぞれ担当!おおのさん、「贋作を談義」のとこ言ってなかった気がするんだけど、あれはわざと?w さいごのhaha、おおのさんちょう菩薩スマイルでははははは〜ってずっと笑ってたw

◆ふるさと〜YOUR SONG
お、おう…っていうセクション。みんな立つにも立てずに会場中が座って聞いてるっていう異様な空気wゆあそんは多分ラララ〜を会場全体で歌ってほしかったんだろうけど(しょうくん会場にマイク向けてたし)、歌ってっていう煽りもないし、ゴスペルの人たちちょう歌ってるし、これは歌ったほうがいいの…?っていう会場の困惑っぷりがすごかったです^^このあいだ、しょうくんがずっとたてのりで笑った。そういうとこ好きよ。

風の向こうへ
この曲の「光と影〜」のところとか、ぴかだぼの「騒ぎ出す〜」のとことか、あらしの「soul soul」のとことか、しょうくんはファンに向かって欠かさずにフリ踊ってたんだよ。もうそれだけでぐっときちゃった。

▽Remix(まつもとP)
ここのVTRがちょうかわいかった。じゅんくんがいないの。で、にのみやくんが「まつもとがいないよ?」って。このVTRの間にメインステ上手のDJブースにじゅんくんがすたんばってるんだけど。あいばくんが「ってか、まつもとステージに出てない?」って。なぜかみんなまつもと呼びなのwおにいちゃんたちに遊ばれるじゅんくんちょうかわいいんですけど><
◆Step and Go 〜 きっと大丈夫
ド定番のこのあたりをリミックスでもってきたあたり、考えてくれてるなあって。DJブースごと、5人一緒に1つのムビステに乗って外周回りながら踊るんだけど、こういうの欲しかった!っておもった。合間合間にみんなでふざけてたり、ちょっと新しい振りで踊ってたりもしたかな?じゅんくんまたDJかよーなんて思ったりもしたけど、DJしながらちゃんと5人で踊っててそれが良かったなって。でね、このリミックスのなかにスパイラルのメロがmixされてたのよ!だからてっきりスパイラルやると思ってめっちゃテンションあがったのに、ラブソーだったっていう!wあれはなんだったんだ!

◆Re(mark)able
レーザー銃を会場内に動かして、レーザーが聖火台にあたった瞬間に灯火する演出。13ARASICK再発。スクリーンには2020 TOKYOと五輪のマーク。天気予報時に2020オリンピックの話アリ。2020背負いすぎだろ!ってとこもあるけど、08も東京五輪とすごいかけてたところあったし、このタイミングで2020が決まってそりゃ乗っからないわけないよね。それに、このタイミングで「この五つの輪がまた集まり さすらい侍 聖地に赴く」とか歌っちゃうあらしに震えた。何が凄いって、このリリック書いてるのは今年じゃなくて08だってことだよ!「研いだ爪〜」のところ、まがおで目をカッと見開くしょうくんね。08もそうだったけど、リマカでイッちゃってるしょうくんには並々ならぬものを感じる。このあとにリフト降りてくる演出も08と一緒で、やっぱり08へのオマージュをすごく感じるよね。

◆troublemaker
リマカ→トラメっていう180度回転な流れなんだけど、リマカの最後って上半身倒して肘曲げた格好で終わるじゃん?したら、トラメ始まったらその格好で腕を左右にぶらぶらさせて*2ふざけ始めるあらしのふり幅ね!はんぱないッス!この曲やるたびに、相当あの日の福岡は盛り上がったんだろうな〜とおもうね。

◆up to you
この曲のイントロかかってすごい喜んでるじぶんがいて。投票時はぽぷこんは去年だしフェスではいいだろ派だったんだけどまんまと喜んでて、あーやっぱりぽぷこん好きなんだなあって。あの日の札幌のこととか、いつも隣で一緒に踊ってたあのこのこととか、いろいろ思い出してさあ。この先ずっと大事な曲になっていくんだろうな。

▽野外の夜(にのみやP)
◆Breathless〜Calling
フェスなのにBreathless〜Callingの流れにこんなにも引き寄せられるというのは矛盾にも感じられるけど、新曲たちの持つ力の強さが素直にうれしかった。Breathlessの登場が照明によってシルエットがかってて、モニターの映像もモノクロになってて、とにかくかっこよかったです。Callingでおおのさんが下手側にいたんだけど、ダンスに見惚れてしまった〜。

◆Still...
「車輪が〜」の部分のにのみやくんのアカペラソロから始まる今回のすてぃる。メロがアレンジされていたんだけど、そのアレンジがとってもとっても良かったんだよ〜。ラップも含めなんだけど、すごくだいじに歌ってくれてるのが伝わってきて、だからあんなにも泣けたのかもしれない。にのちゃんがね、とても優しい顔で歌ってたんだ。そんなにのちゃんもこれ歌いながら泣いてたんだねえ。へへ、一緒じゃん。うれしいよ。いままででいちばん心に残ったすてぃるだったな。

◆秘密
4人がハケてるからステージににのちゃん1人なんだけど、すてぃるのアウトロから「つぎ、ぼくのソロなんで」って話し始めるにのちゃんwで、秘密のイントロかかったときがたぶんいちばん会場が沸いた瞬間だったとおもうwそんで後ろからせりあがってくる着ぐるみ4人組wにのちゃんは着ぐるみたちと絡みながら歌ってるんだけど、歌いながらふつうに笑ってるしなんならちょっと喋ってる(笑)種明かしのところはちょっと照れてたね〜それがまたみそじっぽくてたまんないね〜!でも、サビ直前でにのちゃんがアイドルスイッチをいれた瞬間が確かにあったのよ。にのみや先生…!ってハッとしたからね。去年に引き続き、にのみや先生にはアイドル見せつけられっぱなし!アウトロ、着ぐるみたちが後ろでわちゃわちゃしてるなか、にのみや先生は1人でスライディングとかちゃんとやってたよ!このすてぃる〜秘密の流れがすごくあらしらしくて、個人的なハイライト。秘密終わったあと、タイガーマスクでやいのやいの言って、「なんでタイガーマスクなの?」「秘密です!」の流れをやりたいだけやって、くすくすしながらハケていくあらしの背中は、すごくわたしの好きなあらしだったんだ〜。

◆シングルランキング
にのちゃんは、ぴかだぼの話になるといつも「わたし好きだな〜」って言ってるよね。今回ももれなく言ってた。ぴかだぼ厨のわたしはそれがどうしようもなく嬉しいんだッ!あと見どころとしては、まつもとさんの「プラチナデータ(ウィスパー)」はやっぱり外せないよね!すえず!

◆5×10
もう歌ってるところ何度も見たし、今回だって曲紹介された瞬間にもういいのにって思ったりもしたけど、なんでかなあ、この日がいちばん泣けたんだよね。正直、ライブ中セットリストにえって思うこともおおくて。なのに、泣けて泣けて仕方なかった。具体的にどこに感動したとかそういうのがあるわけじゃなくて、じぶんでも、あんなにえってなったのになんでこんなに泣いてるんだろって思ったりもしたんだけど。でも、ステージで歌ってるあらしを前にして、無条件でこみあげてくる涙がすべてなんだろうなって。ここにきて5×10を選んでくるなんてきっとあまりにも投票結果にド直球でさ、ほんとこの人たちって…って思いながら、泣いてた。風船が空に消えていく景色を見られるのももうこれが最後なのかもしれないと思って、ほんとうに見えなくなるまでずうっと見てたよ。もうぜんぜんうまく言葉にできないんだけど、背中合わせで円になって、手をつないでおじぎするあらしを見てすごく好きだと思った、そういうシンプルな気持ちがすごくだいじだって思えたんだよね。

◆アンコール
観客を必死に煽るしょうくんの背中を見て、ただそれだけのことなのに泣けてしまった。サクラ咲ケのイントロがかかった瞬間、花道を全速力で駆け出したしょうくんの姿を見てとにかく強く好きだと思った。かっこよくって涙が出るなんて傍から見たら鼻で笑われそうだけどさ、好きな人がこんなにもかっこよくってわたしはほんとうに嬉しかったんだよ。もう何度だっていう。わたしが大好きな人は、やっぱりステージの上でいっちばんに輝く人だ!


しょうくんの、「08年の国立は夢のその先で、08年だけだと思ってた。これからも皆さんと一緒に夢を見たい。僕らに夢を見せてください。夢のその先のその先へ、みんなでいきましょう」って挨拶を聞いて、08年の初めての国立の日の挨拶で、会場を見渡してすごくやさしい顔をしながら「しあわせだね…」って呟いたしょうくんのことを思い出した。結成日のときの記事でも、あらしは夢だって書いたばっかりだったから。しょうくんがまだまだあらしに夢見続けるつもりなんだって分かって、すごくじーんときたんだ。あらしの見る夢のその先のその先なんて、わたしも行きたいに決まってるよ。08のときのように、しょうくんが、あらしが、ステージに立ってあんなふうにしあわせだって思い続けられるようにまだまだ風送らなくっちゃね。あのおおのさんが、「懐かしい曲で歓声があがると、ずっとついてきてくれたんだなと思って、ぐっときました」って言ってて、わたしがぐっときちゃった。ずうっと見続けてくれてる人たち、たっくさんいるよ。大丈夫だよ!あいばくんはね、7年後について言及してたんだ。しょうくんでも、じゅんくんでもなく、あいばくんが7年後の夢をはっきりと口にしてた。「1番になって必ず戻るから ここ国立に」って歌った人たちが、7年後ほんとに国立の地を踏んでいたらかっこよすぎるじゃん。またこれから、夢のその先のその先を歩いてくんだね。あらしがまた夢を叶えるところ、見届けたいな。秘密についてやりたくなかっただの、あいばくんが不安だっただの、ふざけていろんなこと言ってたにのちゃんがさいご、「ぼくらがこねくり回して作ったものを、みんなが楽しんでくれるこの環境が、やっぱりいちばん好きだな。」って、おどけた風でもなく、まじめな顔で、みずから納得するようにこう呟いてたの。こねくり回したって、にのちゃんらしいねwでも、やっぱりおんなじこと思ってた。にのちゃん、わたしもだよ!じゅんくんが「これからもくだらないことで笑って、」って言ってくれた時に、秘密でふざけてるあらしのこと思い出した。じゅんくんも、こういうあらしを大切にしたいって思ってくれてること、それをこうして伝えてくれることを、わたしは大切にしたいな。
C&Sもリマカも08へのオマージュを感じたし、ごってんで終わったりイエスノもあぷとぅゆもあって、そういう意味でも今回のコンサートはフェスというよりもいままでのコンサートを振り返ってさいごの国立でもう一度、って感じがしたかな。真新しいものというのは何一つなかったと思う。それでもこんなに泣けて仕方がなかったのは、そういういままでの足取りみたいなものを最後の国立で感じられたからなのかな。あらしは、しょうくんは、ステージに立ってるのが一番だってこのタイミングで強く思ったからかな。でも、やっぱりわたしは新しいあらしが見たいんだって思った。らぶしちゅも、時計じかけも、何度見たってかっこいいものはかっこいいんだけど、でもわたしが新しいライブで見たいものはそれじゃない。それにこれはファン投票に基づいてるわけで、きっとあらし自身もいろいろ感じることがあったんじゃないかなとおもうんだ。だから、このフェスを終えて、あらしがじぶんたちの足で新しい一歩を踏み出していくツアーがより楽しみになった!国立はこれでさいごだったけど、つまりこれからがまた始まりだからね。夢のその先のその先を、あらしがどうやって歩いていくのか楽しみで仕方ない。きっとまたすごいところに連れて行ってくれるはずだって、ステージに立つ5人を見てると素直にそう思うよ。さあ、次を描こう!

*1:細かいけど、Aメロ始めすぐ動き出してたのが、最初待ちになってたりとか

*2:あまちゃんでアキちゃんがやってたみたいなやつ